【報告】野村高校菜園共創プロジェクト「さんさんばたけ」が見頃
野村高校生による復興まちづくりの取組である「菜園共創プロジェクト」。
プロジェクトを行っている菜園は、野村町三島町地区に位置する三嶋神社付近にあります。
ここは平成30年7月豪雨によって浸水被害を受け、令和5年度から再整備が計画されています。それまでの期間、単に再整備待ちの場所とするのではなく地域の活性化に繋がる様々な活動を興そう!ということから、このプロジェクトに取組んでいます。
ひまわりが見頃!
今年度は、野村小学生と共にひまわり畑づくりを行いました。
昨年度採ったひまわりの種を使い、6月に種まき作業。植え方などを高校生がレクチャーし、野村小学校5年生児童全員で作業を行いました。
▲ 5月 種の準備作業
▲ 6月 種まき作業
8月。約2か月の生育期間を経て、ひまわりが見頃を迎えました。
この間、高校生は地元の方などと協力して草刈りなどの管理作業にも精を出しました。おかげで多くのひまわりが咲き誇っています。
▲ 8月8日の様子
「映えスポット」に!
この場所を多くの人たちが集える場所にしようとアイディアを出し合い、畑の通路部分を活用した「傘アート」を展示することにしました。
色とりどりの傘に高校生と小学生が自由な発想でカラフルな絵を描き、辺り一面をアートの世界に彩ることができました。見る人を多いに楽しませてくれます。
通りがかった方が立ち寄って写真を撮る姿を目にします。所期の目的通り、人が集い、野村のまちなみに「映える」場所となっています。
▲ 設置作業の様子
▲ 一面アートの世界に!
名称が決定!
様々な活動を行ってきたこの菜園ですが、実は名前が決まっていませんでした。
そこで、高校生が話し合いを重ね、「さんさんばたけ」という名称に決定しました。輝く太陽のもと賑わいのある場所にしたいという思いなどが込められています。
また、訪れる人が一目で分かるように看板を制作・設置しました。傘と太陽とひまわりを描きこの場所の特徴を表現。遠くからでも目を引くデザインに仕上がりました。
▲ 制作の様子
▲ さんさん畑に隣接する駐車スペースに設置しました。
ひまわりの見頃は8月下旬まで続きます。皆さん、是非見に来てください!
その後は、10月にさつまいもの収穫などを予定しています。
更新日:2022年08月08日