【報告】花粉症と新型コロナウイルス感染症の症状の違いと予防対策

更新日:2022年03月18日

新型コロナウイルスのオミクロン株が流行している中で、花粉症の時期と重なると、同じような症状が多いオミクロン株と花粉症の違いがよくわからないため、くしゃみや喉の不快感があるとオミクロン株ではないかと不安に感じる人もおられるのではないでしょうか。
症状の違いは、主に以下のような点がみられます。
オミクロン株では、37.5度以上の発熱が生じることが多いですが、花粉症による発熱は稀で生じても微熱がほとんどです。
オミクロン株では、連続したくしゃみ、眼や鼻などのかゆみが起こることはほとんどありませんが、花粉症ではよくある症状になります。
花粉症は、ウイルスによる感染症ではなく、免疫反応を引き起こす花粉などのアレルゲンによって引き起こされるアレルギー反応です。

予防対策

  • 鼻や口からウイルスや花粉が入ることを防ぐため不織布マスクの着用をおすすめします。
  • 花粉症の場合、かゆいと目などをこすりがちになります。ウイルスがついた手で触れると感染のリスクが高まります。日頃から、こまめにしっかり手洗いやうがい、アルコール消毒をする習慣を身につけましょう。
  • 1時間に2回以上、数分間、2方向の窓を開けて換気しましょう。
  • 咳エチケットや3密を避けるなど基本的な感染予防対策を徹底しましょう。

気になる症状があれば、ご自身で判断せず、かかりつけ医や受診相談センター(089-909-3483)に問い合わせて、指示に従うようにしましょう。

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