図書館だより7月号
読書感想文課題図書の紹介
夏休みの宿題といえば読書感想文が定番ですね。
負担に思っている児童生徒もいると思いますが、どうせ書くなら読んでワクワクしたり、感動したり、自分の心が動く本を選びましょう!今回は課題図書からそれぞれの部から1冊ずつ紹介します。
小学校低学年の部
ともだち

リンダ・サラ/作 ベンジー・デイヴィス/絵 しらいすみこ/訳
ひさかたチャイルド/発行
エトとぼくは、毎日だんボール箱を丘の上まで引っ張っていき、その中で遊ぶ。
ある日、知らない男の子がやってきて「なかまにいれてくれる?」って・・・。
「いいよ!」ってエトは言ったけど、ぼくの本当の気持ちは・・・。
新しいお友だちが現れ、ゆれる「ぼく」の気持ちを描いた物語です。
小学校中学年の部
バラクラバ・ボーイ

ジェニー・ロブソン/作 もりうちすみこ/訳
文研出版/発行
ぼくのクラスに赤とオレンジの横じまのバラクラバ帽をかぶった転入生のトミーがやってきた。なぜ帽子?暑くない?あの帽子の下になにか秘密があるの?真相を知りたいクラスメイトたち。ぼくの退屈な学校生活は「バラクラバ・ボーイ」によって大きく変わっていく。
小学校高学年の部
とびたて!みんなのドラゴン

~難病ALSの先生と日朝小合唱部の冒険~
オザワ部長/著
岩崎書店/発行
内気で人前で話せないマナミの小学校には合唱部があった。歌うことが上手ではないマナミは部員たちの輝く姿を見て入部を決意する。でも、顧問の先生はALSという難病を抱えていた。仲間たちと力を合わせて夢の舞台に挑んだ感動の物語。
中学校の部
わたしは食べるのが下手

天川栄人/作
小峰書店/発行
食べることが苦痛でたまらない葵。家でも母の監視のもと苦しみながら食べ物を口に運んでいく。学校での給食の時間は葵にとっては地獄のような時間で、とうとう吐き出してしまい・・・。保健室でクラスの問題児・咲子に「会食恐怖症」と言われる。そういう咲子も実は食にかかわる悩みを抱えていて・・・。そんな二人はイケメン栄養教諭に焚きつけられ給食改革に乗り出すことに・・・。
高等学校の部
「コーダ」のぼくが見る世界

~聴こえない親のもとに生まれて~
五十嵐大/著
紀伊國屋書店/発行
「コーダ」という言葉を知っていましたか?
コーダとは、耳が聞こえない、または聞こえにくい親を持つ、聞こえる子どものことを指し、1980年代にアメリカで生まれた言葉です。
自身もコーダである著者が、日々の生活から感じ考える問題について綴っています。
そのほかの課題図書も揃えています。ぜひご来館ください。
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更新日:2025年07月03日