【報告】(野村分館)おすすめ本紹介(4月)
リクエスト本・小説・実用書・児童書など
本はただの紙ではありません。
そこには作者がいて、対話し、思索を深めることができます。
また、自分では上手く言葉にできない感情や状況も、
卓越した描写で切り取ってくれますね。
読書しながら笑ったり泣いたり憤ったり。
また、そんな言葉が聞きたかったと感激したり。
理解が深まることで人生が広がる読書。
一日に一行でもいい、本を手にとってみよう。
多々ある本の中から、毎月何冊かを紹介します。
ショートショート2冊紹介
1.『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫』
雹月あさみ:著 KADOKAWA:発行
1分&5分で読めるショートショート、38編のトイレ物語!
イラストはヨシタケシンスケ氏。
誰もが使うトイレの様々なお話がつまっている。
野村分館蔵書が1冊あるが、個人用マイブックが必要かも。
2.『ファンタジーの宝石箱 シリーズ』
産経新聞文化部:編 全日出版:発
ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories 人魚の鱗
ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories 夜の翼
ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories タイム・バード
ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories ハッピーコール
児童文学作家はじめ、百四十一人の作家による百五十作品が、
全四分冊で収録されている。
どれも良いがVol.2では、
宗田理作『霊界メール』、薄井ゆうじ作『本のなかで会える』、丘修三作『イヌのし
ょうめい』などが印象的。
作家による、原稿用紙きっかり三枚読み切り、の贈りもの。
ガイドブック2冊紹介 知らなかった本に出会える!
1.『このミステリーがすごい! 2025年版 2024年のミステリー&エンターテインメントベスト20』
『このミステリーがすごい!』編集部:編 宝島社:発
2.『あなたの代わりに読みました 政治から文学まで、意識高めの150冊』
斎藤美奈子:著 朝日新聞出版:発
この中より1冊紹介 ↓
『イナカ川柳 農作業 しなくてよいは ウソだった』
TV Bros.編集部:編 文藝春秋:発 2016年4月:発行
駅長を 呼べと言ったら 猫が来た
ウインカー 左に出して 右に行く
など、『イナカ川柳』は、田舎をネタにした川柳として、
テレビブロスという雑誌で始まった読者による投稿コーナー。
「あるある」と笑いつつ、地域を考えるきっかけの1冊。
読み継がれる名作
『しゃっくり百万べん』
矢玉四郎:著 偕成社:発
『はれときどきぶた』で著名な矢玉四郎氏。
昨年逝去されました。
この『しゃっくり百万べん』も、はれぶたに劣らぬ奇想天外な名作。
しゃっくりが止まらない。
「百万べんでると死ぬぞよ!!」と、きつねに言われたぼくは、、、。
そのきつねは、おわんのふたの隙間から、シュッシュッぼわーっ、ケーン!と
火山みたいに噴き出す湯気から現れた。
疾走感あるびっくりどっきり矢玉ワールドの始まり。
おまけの「あみだくじドッキリ・うらないゲーム」や「ドッキリすごろく」
「びっくりおふだ」、各見開きページにある一行のおまけ情報も盛りだくさんで、
お楽しみ満載、一生持っておきたい児童書。
【問い合わせ先】
西予市図書交流館野村分館
愛媛県西予市野村町野村11号35番地1
電話:0894-72-1225
ファックス番号:0894-69-2061
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更新日:2025年04月15日