【報告】(野村分館)おすすめ本紹介(4月)

更新日:2025年04月15日

リクエスト本・小説・実用書・児童書など

本はただの紙ではありません。

そこには作者がいて、対話し、思索を深めることができます。

また、自分では上手く言葉にできない感情や状況も、

卓越した描写で切り取ってくれますね。

読書しながら笑ったり泣いたり憤ったり。

また、そんな言葉が聞きたかったと感激したり。

理解が深まることで人生が広がる読書。

一日に一行でもいい、本を手にとってみよう。

多々ある本の中から、毎月何冊かを紹介します。

ショートショート2冊紹介

1.『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫』

雹月あさみ:著 KADOKAWA:発行

1分&5分で読めるショートショート、38編のトイレ物語!

イラストはヨシタケシンスケ氏。

誰もが使うトイレの様々なお話がつまっている。

野村分館蔵書が1冊あるが、個人用マイブックが必要かも。

2.『ファンタジーの宝石箱 シリーズ』

産経新聞文化部:編 全日出版:発

ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories 人魚の鱗

ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories 夜の翼

ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories タイム・バード

ファンタジーの宝石箱vol.1Short Fantasy stories ハッピーコール

児童文学作家はじめ、百四十一人の作家による百五十作品が、

全四分冊で収録されている。

どれも良いがVol.2では、

宗田理作『霊界メール』、薄井ゆうじ作『本のなかで会える』、丘修三作『イヌのし

ょうめい』などが印象的。

作家による、原稿用紙きっかり三枚読み切り、の贈りもの。

ガイドブック2冊紹介 知らなかった本に出会える!

1.『このミステリーがすごい! 2025年版 2024年のミステリー&エンターテインメントベスト20』

『このミステリーがすごい!』編集部:編 宝島社:発

2.『あなたの代わりに読みました 政治から文学まで、意識高めの150冊』

斎藤美奈子:著 朝日新聞出版:発

この中より1冊紹介 ↓

『イナカ川柳 農作業 しなくてよいは ウソだった』

TV Bros.編集部:編 文藝春秋:発 2016年4月:発行

駅長を 呼べと言ったら 猫が来た

ウインカー 左に出して 右に行く

など、『イナカ川柳』は、田舎をネタにした川柳として、

テレビブロスという雑誌で始まった読者による投稿コーナー。

「あるある」と笑いつつ、地域を考えるきっかけの1冊。

読み継がれる名作

『しゃっくり百万べん』

矢玉四郎:著 偕成社:発

『はれときどきぶた』で著名な矢玉四郎氏。

昨年逝去されました。

この『しゃっくり百万べん』も、はれぶたに劣らぬ奇想天外な名作。

しゃっくりが止まらない。

「百万べんでると死ぬぞよ!!」と、きつねに言われたぼくは、、、。

そのきつねは、おわんのふたの隙間から、シュッシュッぼわーっ、ケーン!と

火山みたいに噴き出す湯気から現れた。

疾走感あるびっくりどっきり矢玉ワールドの始まり。

おまけの「あみだくじドッキリ・うらないゲーム」や「ドッキリすごろく」

「びっくりおふだ」、各見開きページにある一行のおまけ情報も盛りだくさんで、

お楽しみ満載、一生持っておきたい児童書。

 

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