【募集】四国西予ジオミュージアムでは、床に広げる地質図の貸出しを行っています。

四国西予ジオミュージアムでは令和5年度事業の一環として持ち運びが可能な四国の地質図のマップを制作しました。

「地質」とは、ある地域の大地の下にある岩石の種類や、その岩石が形成された年代、産出する化石や鉱物の特徴、断層の分布などを総括して指し示す言葉です。地質を図示する「地質図」は岩石の種類で大地が塗り分けられており、海洋プレートの堆積物が大陸プレートに付加して出来上がった四国の地質図は東西に伸びる縞模様が特徴的です。地質図を見ることで、私たちの住む大地がどのように形成されてきたのか、どのような自然災害のリスクがあるのか学ぶことができます。

地質図の大きさは、タテが240 cmでヨコが363 cm。東西方向に沿って3分割して持ち運ぶことができます。地図の上には靴を脱いで上がっていただくこともできます。昨年度は宮城県利府町にあるイオンモール新利府南館で行われた愛媛県フェアに西予市が出展した際にも展示し、ジオパークのPRで活躍しました。

こちらの地質図につきまして、四国の大地の成り立ちの理解やジオパークに関するの学習を目的とした、各種団体が主催する市内施設での催し事等を対象として貸し出すことができます。会場の環境によっては地質図とともにジオパークの解説パネルや岩石標本も合わせて貸し出すこともできます。詳しくは四国西予ジオミュージアムまでお問い合わせください。

イオンモール新利府南館で開催された愛媛県フェアで展示された床地図の様子