【報告】粗大ごみ処理手数料に係る現金出納簿等紛失事故
西予市廃棄物中間処理施設において、粗大ごみ処理手数料に係る現金出納簿、領収書控え及び現金を紛失し、調査の過程で、同施設では他にも収納現金の紛失、現金出納簿への未記載があったことが判明したのでお知らせします。
このような事態を招いたことをお詫びするとともに、再発防止に努めて参ります。
事案の概要
令和6 年9 月26 日、職員が公共施設利用状況調査のため、粗大ごみ処理手数料の過年度実績を確認中、令和5 年8 月1 日から令和6 年3 月24 日までの粗大ごみ処理手数料が納入されていないことに気が付き、中間処理施設の事務所内を捜索するとともに、関係職員への聞き取りなどの調査を行ったところ、当該期間の粗大ごみ処理手数料に係る現金、現金出納簿及び領収書控えを発見することができず、紛失していることが判明しました。
また、過去の収納状況についても調査・確認したところ、同施設で令和5 年3 月30日・31 日に受領した現金も紛失していることが判明しました。公金等の亡失となることから地方自治法第243 条2 の8 に基づき、監査委員へ賠償責任の有無及び賠償額の決定に係る監査を請求し、令和7 年3 月14 日に監査結果の通知を受け、出納員である課長及び廃棄物中間処理施設の現金取扱員の職員に賠償を命じました。
なお、賠償金(251,500 円)につきましては、当該職員2名により既に納付済みとなっております。
発生原因
廃棄物中間処理施設の現金取扱員である職員は、取扱件数が少ない場合には1~2 週間分の現金を金庫から取り出し小封筒にまとめ、現金出納簿や領収証控えと一緒に大封筒に入れて、他の使用済み封筒とともに棚に保管していました。また、多忙等を理由に2 か月分程度の現金をまとめて出納窓口に持参し収納することもありました。今回、出納窓口での収納を長期間怠り、3 月中旬に施設内を清掃した際、中身を確認せずに誤って他の使用済み封筒とともに廃棄したものと推測するものです。
さらに、施設の管理監督責任者であり出納員でもある課長は、現金出納簿及び収納状況等の確認を怠り、長期間処理できていないことに気づくことができませんでした。
再発防止策
現金の保管を厳重に行うとともに、チェック機能を強化し、公金取り扱いに関して、出納員、現金取扱員の責務を明確にし、西予市会計規則に基づき速やかに納入することを徹底します。
市長コメント
公金を取り扱う職員としての自覚の欠如が招いた重大な事案であり、このような事態を招いたことを深くお詫び申し上げます。事実を重く受け止め、今後は再発防止策を着実に実施することにより、適切な公金管理に努め、市民の皆様の信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
環境衛生課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-1132
ファックス番号:0894-62-3055
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年03月21日