【報告】【5年生 第5回目】さつまいも植え付け!(令和4年6月10日)

更新日:2022年06月10日

野村高校生と共に

ひまわりに続き、さつまいもの苗を定植します。

今回は野村高校生(菜園共創プロジェクトメンバー)から現地で植え方のレクチャーを受けながら進めていきました。

植え付けを行う農地は、事前に地元企業(百姓百品株式会社)にご協力いただき畝立てとマルチシートを整備しました。

植え付け前の農地。

先日ひまわりの種を蒔いた場所の隣の農地です。

奥に見えるのは三嶋神社。

待ちに待った高校生との共同作業。初対面で自己紹介や作業の概要などの説明を受けたあと、いよいよ植え付けの実践!

まず、苗を植え付けるためにマルチシートに等間隔で小さな穴を開けます。

▲ 高校生と初対面

▲ マルチシートに穴を開ける様子

続いて、竹の棒を使った斜め植えの方法を教えてもらい、一人一苗やってみます。

今回、品種は強い甘みが特徴的な「紅はるか」を使用しました。食感もしっとりとして、寝かすとさらに美味しくなるとのこと。説明を聞いて、楽しみがますます膨らみます。

▲ 植え方のレクチャーを受ける様子

▲ 植え付けが浅いものは適正な深さまでやり直します。

一通りやり方が分かったあとは、一列に並び一苗一苗丁寧に植え付けていきます。

慣れてくると手際が早くなりがちですが、はやる気持ちを抑えて丁寧さを第一に進めていきます。

想像以上に土がふかふかで植え付けられているかどうか不安になる様子も。隣同士で声を掛け合い出来栄えを確認しながら進めていきました。

高校生との共同作業は普段の学習の中ではなかなか経験できない貴重な時間だったようです。それは高校生も同じ。これまでは「教えてもらう立場」だったのが「教える立場」になり、予行練習など今日のために入念な準備を積んできました。

参加した高校生らは、新たな経験を通じ地域活動の意義を学ぶことができたと話していました。

▲ 隣同士協力し合って

▲ 植えた後も確認作業

これからの予定

さつまいもは初心者でも比較的育てやすいと言われていますが、収穫のその時までできる限り手をかけていかなくてはなりません。

苗の成長と共に雑草たちも立派に成長します。

小学生・高校生もできる範囲で生育作業を行っていく予定です。植え付けという一場面だけを経験するのではなく、実るまでの過程を知り、作業の大変さなどを経験していきます。

「復興」には昔の良き生活などを取り戻すという意味も含まれていると、第1回目の授業で習った児童たち。生育作業を通じて、昔ながらの生活や地域のことを深く知っていきたいと思います。

▲ 植え付け後の畑。これからの成長が楽しみです。

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