【報告】【5年生 第7回目】さつまいもつる返し&除草作業(令和4年9月16日)
大事な工程 つる返し
夏本番を超え順調に育っているさつまいも。つるが四方に伸び旺盛になっています。
この伸びたつる。このまま放っておくと根が出て地中に入り実を付けます。しかし、この実は大きくは太らず、他の実が必要とする養分を吸い取ってしまいます。
そこで、つるを畝の上に被せ地中に根が入らないようにするのが「つる返し」。実が大きくなるために非常に大事な工程です。
当日は、野村地区で農業を中心に活動する田舎で働き隊(地域おこし協力隊)の土居協力隊を講師に招き、つる返しの重要性を説明しながら作業を行いました。
はじめての作業
これまでさつまいもの収穫経験があっても、つる返しの作業を経験するのはほとんどの児童がはじめての様子。
「なぜ必要か」。目的を理解した上で作業することが大切です。
▲ 夏場つるは急成長。労力がいる作業です。
▲ 班を編成し、手分けして作業を進めます。
合わせて除草作業も
つるが急成長するのと同じく、雑草たちもものすごい勢いで伸びています。
さつまいもを植えた畑の面積は約500平方メートル。手作業で除草するには大変な広さですが、機械は使わず皆で協力し合って進めます。
収穫するだけでなくその過程を経験することで、作物を育てる大変さなどを感じた様子。この経験が収穫の楽しみを膨らませてくれます。
▲ ビフォー
▲ アフター
▲ 引いた草は山盛りに
▲ こまめに休憩を取りながらなんとか完了。充実感があります。
更新日:2022年09月16日