【報告】【6年生 第7回目】「未来の防災倉庫を置くならどこ?」最終決定!(令和4年11月25日)

更新日:2022年11月25日

最終決定!

これまでの学習を経て、6年生として提案する未来の防災倉庫の設置場所が決まりました。

「Cエリア」のどこにするか

前回までに「Cエリア」とすることは決定。

今日は、まず、各班(8班)に分かれて「Cエリアのどこにするか?」を話し合い。Cエリアの特徴などをおさらい。模型や資料を見ながら議論を進めました。

各班の結果を地図上に落とし込みました。

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 ▲ 模型で確認

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▲ 資料から特徴を読み解きます

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▲ 地図に落とし込んだ結果

最後は全員で

班ごとに選んだ場所とその理由を発表しました。

その発表内容を聞いて、最後は全員で話し合い場所を決定!

最終的に選ばれた場所は、下の画像の位置。選んだ主な理由は以下のとおりです。

理由
・ベンチやトイレの近くでアクセスしやすく、利便性、認知度も高い
・上流側に通じる道路にも隣接しており、物資等を運搬する際にも便利
・トイレ施設の壁面近くに置くことで、防災倉庫だけが孤立せず、周辺の景観とも馴染みやすい
・人家にも近い
・ベンチやトイレと一体的に管理しやすい

など

これまでの学習の成果を生かし、利便性、認知度、管理のしやすさ、持続可能性、調和など、総合的な視点から結論を導くことができました。

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▲ 決定場所!

シンボルは投票で

続いて、野村のシンボルとイメージカラーを決定。

たくさんの案が挙がった中で最終的にこれだ!と思うものを複数回答で投票しました。

シンボル
シンボル 得票率
相撲、乙亥大相撲、乙亥会館 87.5%
牛、ミルク、ほわいとファーム 79.2%
シルク、シルク博物館 54.2%
イメージカラー
得票率
白と黒 35.4%
25%
青、水色 20.8%

相撲、ミルク、シルクと言った答えが多く、色はミルクやシルクを連想する白や黒といった答えが多く出ました。

これらの結果を基にデザイン画を描いていきます。

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実現に向けて

防災倉庫が持つ役割などに着目した学習を通じて、自助・共助・公助や事前の備えなど防災に関する幅広いことを学ぶことができました。

それだけでなく、地域社会の当事者として将来の復興まちづくりに参画して、「自分たちにできること」を真剣に考える時間でもありました。他者と意見を交換しまとめていく作業も社会性を高める大きな学びになったことと思います。

市では今後、野村小学校や関係各所と相談を重ね、学習の成果を広く共有する機会を設けていきたいと思います。また、実際に倉庫が設置できるか、シンボルデザイン画をまちなかに残すことができるかなど、実現に向けて前向きに検討を進めたいと思います。

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振り返り

学習後の児童たちの振り返りの一部を紹介します。

振り返り
・防災倉庫の設置場所を考えて終わりじゃなくて家でも防災対策をしたい
・いろいろなメリットを考え、一番メリットが多い場所を選ぶのはとても大変だったけど、他の人の意見で新しいメリットが分かったり、デメリットを知ることができた
・他の人の意見も聞いたりして、考えたりして、なやんだりしたけど最後にはちゃんと設置場所をきめれたのでよかったと思いました
・授業前はシンキングポイントなど考えてなかったけど、後になって話し合ったりして利便性などを考えてできた
・ぼくは安全性のことしか考えていなかったけど、認知度や邪魔にならないかなど考えないといけないので難しいと思いました

 

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