第4回西予市おイネ賞事業表彰式・講演会
平成27年11月15日 に西予市民病院において、第4階おイネ賞事業が実施され、医療活動や医学研究に活躍する女性医師や女子医学生を表彰する奨励事業では3名の方が受賞の栄に浴されました。
全国奨励賞(日本医師会が推薦) 医療法人茶畑会 相馬中央病院
内科 医師 越智 小枝 氏(おち さえ)
【プロフィール】 1999年東京医科歯科大学医学部卒業。国保旭中央病院などの研修を終え東京医科歯科大学膠原病・リウマチ内科に入局。東京下町の都立墨東病院での臨床経験を通じて公衆衛生に興味を持ち、2011年10月よりインペリアルカレッジ・ロンドン公衆衛生大学院に進学。3.11(東日本大震災)をきっかけに災害公衆衛生に興味を持ち、相馬市の仮設健診などの活動を手伝いつつ留学先で研修を積んだ後、2013年11月より相馬中央病院勤務。剣道6段。
地域奨励賞(愛媛県医師会が推薦) 医療法人社団 みのり会 老人保健施設 みのり園
施設長 樋口 志保 氏 (ひぐち しほ)
【プロフィール】 1989年愛媛大学医学部卒業後、附属病院麻酔科で1年間研修医として勤務。愛媛県立中央病院にて麻酔科、集中治療、3次救急当番医として3年半経験を積み、その後松山市民病院で11年間勤務。平成17年、夫の開業(樋口脳神経外科)のため西予市宇和町に引っ越し、みのり園施設長、西予市民病院(旧宇和病院)と野村病院の非常勤、南宇和病院ほか近隣の病院の手術麻酔の依頼を受けている。紹介があればペインクリニック(樋口脳神経外科において)をしている
医学生奨励賞(愛媛大学医学部が推薦) 愛媛大学医学部 医学科
5年生 渡部 遥 氏(わたなべ はるか)
【プロフィール】 愛媛県松山市出身。2年次での米国スタンフォード大学への短期留学をきっかけに、低学年から実践的な医学教育を行う米国の方針に関心を持つ。その体験をもとに現在は、愛媛大学にて将来の実践的医療に役立つ技術習得を目的とした医療系学生サークルの中心人物として意欲的に活動している。活動の成果を今年度のACP(米国内科学会)日本支部総会で発表し、学生部門でベストアブストラクト賞を受賞。また、昨年の日本呼吸器学会中国・四国支部の学生セッションで優秀賞を受賞。これらの経験を活かし将来は臨床医として、また医学教育者として愛媛の医療に貢献したいと考えている。
式典は、これからの西予の医療を考える集い~このまちで「生きて逝く」~の中で実施し、愛媛大学大学院 医学系研究科地域医療学講座 教授 川本 龍一氏の講演「生きて逝く」や、終末期医療をテーマとした医師によるパネルディスカッションも開催しました。

▲受賞された3名 左から 越智氏 樋口氏 渡部氏

▲三好市長から表彰状と副賞贈呈

▲推薦機関からの総評

▲推薦機関からの総評

▲受賞者挨拶

▲受賞者挨拶

▲受賞者挨拶

愛媛大学大学院 医学系研究科地域医療学講座 教授 川本 龍一氏の講演「生きて逝く」


医師による終末期医療をテーマにしたパネルディスカッション

医師による終末期医療をテーマにしたパネルディスカッション
この記事に関するお問い合わせ先
政策推進課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-6421
ファックス番号:0894-62-6501
更新日:2024年07月11日