【防災】スプレー缶による火災に注意!
殺虫剤や消臭剤など、日常生活の様々なところでスプレー缶の製品が使用されています。
そんなスプレー缶ですが、噴射ガスにはLPG(プロパンガス)、DME(ジメチルエーテル)といった可燃性ガスが使用されているため、誤った取り扱いをすると爆発や火災を引き起こす可能性があり、大変危険です。
令和元年7月には大阪府高槻市で、スプレー缶の爆発火災が発生し、4人の死傷者が発生しています。
西予市消防本部管内でも、スプレー缶による火災が発生しています。
スプレー缶の正しい取り扱い方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。
事故を防ぐポイント
注意事項を必ず読み適切に使用する
スプレー缶には、「可燃性」「火気注意」「高温に注意」などの注意事項が記載されています。使用時には、注意事項を必ず読み、適切に使用しましょう。
火気のある場所の近くでは使用しない
可燃性ガスを含むスプレー缶を火気のある場所の近くで使用した場合、可燃性ガスに引火し、急激に燃え広がる可能性があります。
火気のある場所の近くでは使用しないようにしましょう。
使用中、使用後は十分に換気を行う
スプレー缶を使用したあとは、可燃性ガスが滞留している可能性があり、換気が完了するまでに火気を使用した場合、滞留しているガスに引火する可能性があります。
換気が終わるまでは、火気を使用しないでください。
直射日光の当たる場所や高温環境下となる場所に置かない
直射日光の当たる場所や暖房器具の近くなど、高温となる場所にスプレー缶を置いていた場合、内部のガスが膨張し、破裂する危険性があります。
制汗剤や虫よけスプレーなども、夏場の車内などに置いていた場合、同様に破裂する可能性があります。
スプレー缶は安全な場所に保管するようにしましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
消防署(消防本部)
愛媛県西予市宇和町神領515番地
電話:0894-62-0119
ファクス番号:0894-62-6581
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更新日:2024年07月17日