【報告】事前復興まちづくり計画検討「第1回三瓶東地区ワークショップ」を開催しました
第1回三瓶東地区ワークショップを開催
6月21日(火曜日)、午後7時から三瓶文化会館において、西予市事前復興まちづくり計画検討に関する地域ワークショップを開催しました。
第1回三瓶東地区ワークショップには、地域内の幅広い世代の方から意見をいただこうと、自主防災組織や消防団、防災士などの防災関係者のほか、三瓶中学校、宇和高等学校三瓶分校、宇和高等学校の生徒及び先生に加えて、愛媛大学から教員5名、学生25人の参加がありました。
会場の様子
管家市長から開会のあいさつ
事前復興とは
今後30年以内に、70~80%の確率で南海トラフ地震が発生すると言われており、西予市では最大震度7の揺れと、市内全域で土砂災害や建物倒壊、海岸部では最大9.3メートルの津波による甚大な被害が想定されています。
西予市では、これら大規模災害への備えの一つとして、西予市事前復興計画の策定に向け取り組んでいます。
災害が起こる前の段階から、復旧・復興に係る体制やプロセスを検討したり、地域で課題や住民の意向を把握しておくことなどで、万が一大規模災害が発生した際に、「復興の期間短縮」と「復興の質の向上」が期待されます。
西予市は、平成30年度からの3年間、宇和海沿岸5市町、愛媛大学、東京大学、愛媛県で共同研究に取り組み、令和3年3月に示された「南海トラフ地震えひめ事前復興推進指針」に基づいて進めて行くこととしています。
全体進行していただく松村教授(愛媛大学)
森脇教授(愛媛大学)による「世界一分かりやすい事前復興とは」
活発な意見交換
「地域の宝や素晴らしいところ」をマップへと落とし込み
津波浸水想定区域の広さに参加者は驚かれたようでした
最初は緊張していた中学生、高校生もたくさん意見を出してくれました
各グループの意見を発表、参加者で共有
6つのグループそれぞれで愛媛大学生が進行を担ってもらうことで、活発な意見交換がされました。
グループワーク後には、テーマに沿って出された意見や課題として考えられることなどを発表してもらい、参加者同士で共有し、次回のワークショップへつなげていきます。
愛媛大学生が発表でも活躍
中学生も発表してくれました
たくさんの方のご参加ありがとうございました
このワークショップは全5回の開催予定としています。
次回も多くの方に参加いただきますようお願いいいたします。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-6491
ファックス番号:0894-62-6514
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更新日:2022年06月28日