【報告】事前復興まちづくり計画検討「第2回三瓶東地区ワークショップ」を開催しました

更新日:2022年08月03日

第2回三瓶東地区ワークショップを開催

7月29日(金曜日)、午後7時から三瓶文化会館において、西予市事前復興まちづくり計画検討に関する地域ワークショップを開催しました。

第2回目となる三瓶東地区ワークショップには、地域内の幅広い世代の方から意見をいただこうと、自主防災組織や消防団、防災士などの防災関係者のほか、三瓶中学校、宇和高等学校三瓶分校、宇和高等学校の生徒及び先生に加えて、愛媛大学から教員4名、学生14人の参加がありました。

新型コロナウイルス感染対策

新型コロナウイルス感染拡大が心配される時期ではありますが、すべての参加者の把握と検温、マスク着用などの基本的な対策はもちろん、各グループごとにアルコール消毒液の設置、CO2濃度センサーの設置と扇風機を使用した常時の換気など、感染対策を講じた上での開催としています。

受付

受付での検温と消毒

消毒

各班に消毒液も準備

センサー

室内複数箇所にCO2濃度センター

扇風機

大型扇風機3台で換気対策も

第1回の振り返りと第2回のワーキング

まずは、第1回ワークショップの振り返りを行いました。

・地域の宝を共有する(三瓶町の良いところ、好きなところ)

・地域の課題を考える(地域の課題、困りごと)

引き続いて、ワーキングを行いました。各グループとも、活発な意見交換や情報共有がされていました。

・地域の避難場所、避難路、取り組みの共有

・課題を踏まえ、地域に必要な対策を考える

・まちあるきで見るべきポイントを考える

活発な意見交換がされました

避難経路をマップへ入れていきます

「わたしたちができること」

時短に協力いただく松村教授(愛媛大学)

中学生、高校生も積極的に意見を出してくれます

森脇教授(愛媛大学)もついつい参戦

各グループの意見を発表、参加者で共有

グループワーク後には、各グループで出された意見や課題などを発表してもらうことで、参加者同士での共有と、次回のワークショップへつなげていきます。

中学生、高校生が発表1番乗り

見やすくまとめられています

第3回は「まちあるき」をします

今回も多くの方に参加、協力いただきありがとうございました。

次回は、各グループでまちあるきを行いますので、引き続き多くの方に参加いただきますようお願いいいたします。

事前復興とは

今後30年以内に、70~80%の確率で南海トラフ地震が発生すると言われており、西予市では最大震度7の揺れと、市内全域で土砂災害や建物倒壊、海岸部では最大9.3メートルの津波による甚大な被害が想定されています。

西予市では、これら大規模災害への備えの一つとして、西予市事前復興計画の策定に向け取り組んでいます。

災害が起こる前の段階から、復旧・復興に係る体制やプロセスを検討したり、地域で課題や住民の意向を把握しておくことなどで、万が一大規模災害が発生した際に、「復興の期間短縮」と「復興の質の向上」が期待されます。

西予市は、平成30年度からの3年間、宇和海沿岸5市町、愛媛大学、東京大学、愛媛県で共同研究に取り組み、令和3年3月に示された「南海トラフ地震えひめ事前復興推進指針」に基づいて進めて行くこととしています。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-6491
ファックス番号:0894-62-6514

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