【防災】第71回文化財防火デー(防火訓練)を実施しました
1月26日に山田薬師にて防火訓練が行われました
昭和24年1月26日に法隆寺の金堂が炎上し、壁画が焼損したことをきっかけに、
同日を「文化財防火デー」として制定し、全国各地で防災・防火にかかわる取り組みが行われています。
西予市では、昨年度に屋根を修理をされた山田薬師(宇和町西山田)において防火訓練を実施しました。
訓練内容としては、薬師堂からの出火を想定し、発見、通報、初期消火、文化財搬出、消防団による放水訓練、消防署による逃げ遅れ者の救出…というものでしたが、準備段階から「もし実際に火災が起こった場合はどうするか、何が課題か」ということを住民の方が熱心に話し合われていた様子が印象的でした。
有事の際にどう行動するかも大切ですが、発災の原因・リスクをいかに減らすかという日頃からの備えも大切だと感じました。
「防災」も含めた保護の大切さを実感する機会であったと思います。
文化財を守る取り組みは、今後も続けてまいります。
この時期は空気が乾燥し、火災が発生しやすいので、火の取扱いには十分注意しましょう。
【参加機関】
西予市消防署、西予市消防団宇和方面隊石城分団、地元住民、西予市教育委員会



逃げ遅れ者の救助訓練の様子

この記事に関するお問い合わせ先
まなび推進課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
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更新日:2025年01月28日