「明石寺境内」と「大寶寺道」が国史跡指定へ!

更新日:2019年07月02日

明石寺境内

大寶寺道

文化審議会が選定を答申

文化審議会は、西予市宇和町の「明石寺境内(めいせきじけいだい)」と「大寶寺道(だいほうじみち)」を国の史跡に指定するよう、文部科学大臣に答申しました。

明石寺は、天台寺門宗(てんだい・じもんしゅう)の寺院で、四国霊場第43番札所として知られています。古くから当地の有力寺院としての歴史を有するほか、修験(しゅげん)の寺であったという点でも貴重で、九州の遍路の出入り口であることから、四国遍路と九州との関わりを解明するうえでも重要です。

大寶寺道は、明石寺から久万高原町の大寶寺道に至るルートの一部で、切り通しなど往時の遍路道の雰囲気を良く残しており、明石寺から西予市宇和町卯之町までの755mが指定範囲となります。

これにより、西予市の国史跡は八幡浜街道笠置峠越に続き2件となります。

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