市指定 高橋玄蕃五輪塔

更新日:2018年08月29日

高橋玄藩五輪塔

よ み:たかはしげんばごりんとう

所在地:野村町予子林

所有者:松尾地区

指定年月日:昭和39年12月12日


 

高さ90センチメートル、花崗岩でできているこの塔は、予子林の松尾にあり、元和6年(1620)に建てられたといわれる高橋玄蕃の供養塔である。

玄蕃は、越智郡高橋郷を領して高橋氏と名乗り、松山道後湯月城主河野通直の家臣であったが、天正13年(1585年)秀吉の部下小早川隆景の進攻により河野家は滅亡、それとともに玄蕃も高橋郷を追われ、この地に落ちのびて土着し、元和6年8月14日までの35年間、野地および松尾部落振興のために尽くした人である。

なお、長命寺には、「高松院殿賢翁真徳大居士」の位牌がある。

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