市指定 宝篋印塔

よ み:ほうきょういんとう
所在地:明浜町狩浜
所有者:廣福寺
指定年月日:昭和57年5月1日
廣福寺境内(山門横)に宝篋印塔1基が置かれている。台座からの高さ120センチメートルを測る。相輪は円柱状の伏鉢が残存するが、請花から上部は欠損している。笠はやや外へ開き、内外とも丸みを帯び輪郭を巻く隅飾りを有し、隅飾り突起の先端は欠損する。塔身を欠く。基礎の幅は隅飾り突起上部の幅よりもやや狭い。基礎上部の連弁は立体的で、基礎の下端はやや粗い仕上げである。これらと基壇が一体のものかどうかは不明である。石材は基礎から上は花崗岩、基壇は砂岩である。概ね南北朝から室町期のものと思われる。
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更新日:2018年09月05日