市指定 藩政時代の庄屋本宅
よ み:はんせいじだいのしょうやほんたく
所在地:西予市野村町惣川天神
所有者:西予市
指定年月日:昭和43年10月30日
この建物は、惣川庄屋土居家の居宅で、間口12間(約24m)奥行6間(約12m)、大黒柱は、1尺8寸角(約55センチメートル)の木造平屋建てで茅葺き屋根、入り母屋造の藩政時代の庄屋の威厳を誇示するに堂々たる建造物である。
家系記録によると文政10年(1827)5月13日、8代目の庄屋、通愛の時に火災で焼失した後、現在の本宅を再建したものだが、再建年の記録は残っていない。おそらく火災の直後に建造されたものと思われる。
近年では、屋根の葺き替え材である茅の確保が困難で、今では、民家の不要となった古茅を譲り受けては部分的に修理保存をしている。
なお、土居家には、『和霊宮由来記』や古文書類等が保存されている。
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更新日:2018年07月06日