市指定 大師堂
よ み:だいしどう
所在地:西予市宇和町明間
所有者:四道組
指定年月日:昭和58年12月9日
正面3 間(4.09m)、側面2 間(4.11m)木造平屋平入り宝形造りで頂部に宝珠を載せる。
当初は茅葺きだったもので、近年の雨漏り工事で鉄板葺きにしている。基礎石上部に柱建てで、角柱で広めの面取りがある。正面1 間が板戸の両引きで両側に舞良戸の嵌め殺し壁、側面3 面は縦板張り仕上げである。正面と両側面には板敷の濡れ縁を付け、奥に半間幅の祭壇部分を付加する。柱部分に腰貫と頭貫を設置して、柱上部には平三斗の簡素なもの、木組を組み正面と側面共に植物紋様の木鼻を取り付けている。軒は一軒で垂木は平行垂木を使用して、和様の形式を踏襲しており軒の出は深い。再建年は棟札や町誌などから明治前期のものと判断される。
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更新日:2018年07月06日