市指定 白岩城跡

更新日:2018年07月06日


よ み:しらいわじょうあと

所在地:城川町遊子谷

管理者:遊子谷総務区長

指定年月日:昭和47年8月28日


 

白岩左近大夫祐宗(すけむね)の居城。300石。

平岩部落柳沢の棚田を囲む尾根の一方が、あたかも防波堤のように出張っており、城が峰と呼ばれる標高約460mの地点に城跡がある。ここは遊子谷、野井川の両地域を左右に展望出来る地であり、築城の有利な条件を具していたと考えられる。平岩部落の伍(引き合い)では今でもシロウチと呼んでいる。昔の城内を言うわけであろう。

また、このシロウチは城を囲むようにG型に配列しているようで、麓には家老屋地、五十石など城に因んだ地名が現在も多く残っている。三滝本城と同日の天正11年(1583)正月13日に落城したと言われ、落城後は桑折(こおり)(むね)(おみ)が在城したと言われている。

遊子谷の誓願寺にこの桑折宗臣の息女の位牌が安置されているのも、この関わりであろうか。

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