市指定 大審院児島惟謙苦学之地

更新日:2018年07月06日


よ み:だいしんいんこじまいけんくがくのち

所在地:野村町本町二丁目

所有者:個人

指定年月日:昭和49年6月28日


 

大審院長(現在の最高裁判所長官)児島惟謙苦学之地は、野村町本町2丁目の緒方家である。これは、惟謙の父金子惟彬(宇和島藩)の出生した親元であることから、惟謙は嘉永5年(1852)頃緒方家の食客となり、ここで文武に専念した。彼の名声をとどろかせたものは、明治24年(1891)5月12日、滋賀大津でロシア帝国皇太子ニコライを警察官津田三蔵が切りつけて傷害を起こした大津事件を裁いたことである。これは、国際問題をはらむ大事件として国中を騒がせたが、彼は権力に対し、法を守り続けて名判決を下したのである。その後、明治31年(1896)には、衆議院議員に立候補し、藩閥内閣の権力横暴に立ち向かった。

なお、慶応3年(1867)頃には、勤王討幕のため東莽西走し、幕末乱世の死線を越えてきた。その際、世を忍ぶため、姓をかえ、「児島」と称しそのまま後々までよぶようになったのである。

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