市指定 国造神社の樹叢

更新日:2023年03月27日


よ み:くにつくりじんじゃのじゅそう

所在地:三瓶町朝立

所有者:国造神社

指定年月日:昭和43年12月25日


 

国造神社の境内林は、朝立地区のほぼ中央に位置する独立した小丘の樹叢である。ここには、朝立浦の各神社を明治初年に合祀してあり、また、町名三瓶の由来に関係の深い三瓶神社を日吉崎より移して祀ってあり、町とは関係の深い森である。

この樹叢には木本性のもの80余種、草本性のもの150種が数えられる。ことに暖帯系ミミズバイ、クロガネモチ、クスノキ、バリバリノキ、リンボク、クスドイゲ、アコウ、ホルトノキ、カゴノキ、エノキ、バクチノキ、タイミンタチバナ、ハマセンダン等の常緑樹が自生し、蔓性植物のテイカカズラ、スイカズラ、ノブドウ、キヅタ、ハマニンドウ等が木々にからみ、アマクサシダ、ヒトツバシダ等も見られ、樹幹の一部にフウランが見られる温帯系の自然林である。クスノキは、目通り5.2m、根廻り5.5mのものがあり、これにつぐものが他に1本ある。クロガネモチの根廻り、目通りともに2.1mのものがある。

信仰上、風致上、学術上価値の高い樹叢である。

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