市指定穴神鍾乳洞

よみ：あながみしょうにゅうどう

所在地：城川町川津南

所有者：川津南地区

指定年月日：昭和47年8月28日

鍾乳洞は、100万年前の過去の世界と言われている。鍾乳洞は、石灰岩を雨水が溶かしてできたもので、地上の谷川は浸食によって昔の姿は完全に失われていくが、鍾乳洞の中には何十万年の昔の水が流れた跡がそのまま残っている。

左上から入口の上にかけて石灰岩が丸く削られているのは昔の洞穴の壁で、外部に洞穴の一部が残っているのは全国でも極めて珍しいことである。

堂内には高さ8～10m、広さ13平方メートルの空洞がある。このほか高さ1.5mもある彫刻のようなフローストーンやカーテンツララ、ベルホールなど変化に富み、規模、種類とも県下では類のない鍾乳洞である。

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