市指定 黒瀬川鍾乳洞

更新日:2018年07月06日


よ み:くろせがわしょうにゅうどう

所在地:城川町下相

所有者:個人

指定年月日:昭和50年10月22日


 

この鍾乳洞は昭和35年11月肱川流域総合学術調査地質班愛媛大学永井浩三教授らによって調査されたもので、延長300、、壁は純白の石灰華でおおわれ、鍾乳洞の宝庫といわれている。また県下では珍しいユビナガコウモリの大群が住んでいる。地元ではコウモリ穴といっている。

洞穴動物の研究は昭和42年国立博物館上野俊一博士によって始められ、コウモリ類・多足類・昆虫類など約40種の動物の棲息が確認されている。

昭和50年7月、14日間にわたり、東京国立科学博物人類研究部長鈴木尚先生を団長に6名の方々により発掘調査が行われた。調査の結果、入口より7m入った所から、骨片と石器片らしきものが発見され、数日後最初に石器片が発見された所から少し奥に入った所からも石器が発見されており古代人の住居の跡が確認された。

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