市指定 リュウキュウマメガキ(黒柿)
よ み:りゅうきゅうまめがき
所在地:城川町魚成
所有者:個人
指定年月日:昭和55年3月14日
古くから珍しい木だから大切にしなければならないと古老、里人の間に言い継がれてきた名木である。根廻り3.2m、地上で三幹に分かれている。大幹1.45m、推定樹齢300年。落葉高木、樹皮は暗灰色、老木では細く割れて黒味を増す。生育地は沖縄、九州、四国、台湾、中華人民共和国中部の温帯に分布し、肥沃な陽あたりのよい谷間を好んで生ずる。心材は淡紅色から次第に黒色となっているため、地元では通称クロガキと呼んでいる。また材質も堅硬で、家具、彫刻、建築、器具などの用材として珍重がられる。秋には大人の小指の先くらいの実をつけ、褐色に熟す。未熟果からは柿渋をとる。四国では、ところどころ知られているくらいで、きわめて珍しい巨木である。
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更新日:2018年07月06日