市指定 タブノキ

更新日:2018年07月06日


よ み:たぶのき

所在地:宇和町下松葉

所有者:春日神社

指定年月日:昭和58年12月9日


 

下松葉、春日神社参道を入った、左側にひときわ目につく大木がある。この木はクスノキ科の常緑大高木で、別名イヌグス(犬樟)ともいう。

樹皮は暗褐色、葉は枝先に集まってつき長さ8~15センチメートルの倒卵状長楕円形で先端は少し突き出る。厚い革質で光沢がある。5~6月に枝先に小さな花を付け、果実は7~8月に黒紫色に熟す。大きさは1センチメートルくらい。

用途は建築・家具・彫刻材・パルプ等である。樹皮にタンニンを含んでおり、八丈島では黄八丈の(かば)染めに用いる。青々と茂る樹形が美しいので、街路樹や公園樹としても利用される。分布は近畿以西の暖地や朝鮮南部、中国南部、台湾やフィリピン等広範である。。

樹高約20m、目通り5.45m、根周囲7.3mを測る。樹齢約500年。

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