市指定 タブノキ
よ み:たぶのき
所在地:宇和町下松葉
所有者:春日神社
指定年月日:昭和58年12月9日
下松葉、春日神社参道を入った、左側にひときわ目につく大木がある。この木はクスノキ科の常緑大高木で、別名イヌグス(犬樟)ともいう。
樹皮は暗褐色、葉は枝先に集まってつき長さ8~15センチメートルの倒卵状長楕円形で先端は少し突き出る。厚い革質で光沢がある。5~6月に枝先に小さな花を付け、果実は7~8月に黒紫色に熟す。大きさは1センチメートルくらい。
用途は建築・家具・彫刻材・パルプ等である。樹皮にタンニンを含んでおり、八丈島では黄八丈の樺染めに用いる。青々と茂る樹形が美しいので、街路樹や公園樹としても利用される。分布は近畿以西の暖地や朝鮮南部、中国南部、台湾やフィリピン等広範である。。
樹高約20m、目通り5.45m、根周囲7.3mを測る。樹齢約500年。
この記事に関するお問い合わせ先
まなび推進課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-6415
ファックス番号:0894-62-1115
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2018年07月06日