市指定 川津南楽念仏

更新日:2018年07月06日


よ み:かわづみなみがくねんぶつ

所在地:城川町川津南

保持団体:川津南地区

指定年月日:昭和38年3月22日


 

楽念仏は念仏踊りとも言われ、戦前は魚成の龍澤寺楽、遊子川の等妙寺楽、川津南の高野楽など城川全域で盛んに行われていた。戦時中に鉦を供出したため廃止されて、現在まで保存伝承されているものは少ない。

川津南の念仏は高野楽で、一遍上人から伝習されたとも言い伝えられ、特に「打ち上げ」が勇壮で特色があり、今も伝承されている。楽器の構成は胴取り(大太鼓)7人、楽方(鉦)15人で、念仏と染め抜いた揃いの浴衣を着け、白たびにぞうりを履き、笠をかぶったいでたちで、太鼓と鉦で“ヨウナムコト”の唄い出しで奏じられる。毎年8月6日西方寺施餓鬼会に行われる。

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