市指定 朝立地区の秋祭り

更新日:2018年07月06日


よ み:あさだつちくのあきまつり

所在地:三瓶町朝立

保持団体:国造神社

指定年月日:平成16年3月11日


 

朝立地区の秋祭は、安政6年(1859)当時、朝立の庄屋、菅長右衛門の長男武敏が7歳の時に始まったといわれる。四ッ太鼓に乗せ、神輿と朝立地区を練り歩いたことが秋祭の行列となり、長男で7歳の者が四ッ太鼓に乗る例となった。

その後、牛鬼・唐獅子・五ッ鹿・相撲甚句・奴・浦安・稚児の行列が加わり、賑やかなものになっていった。

練りは、神輿を中心に大名行列を模したものであるが、地区の各所にお旅所といわれる場所がある。お旅所では、各練りによる芸能の奉納等の神事が行われ、最後に牛鬼と四ッ太鼓のかちあわせが盛大に行われ、祭りは盛り上がるのである。

また、牛鬼の頭、五ッ鹿の被りもの、衣装、毛槍等、長い年月を経てきたものがあり、有形文化財としての価値が認められる。過疎化、少子化、高齢化の進む中、氏子、地域住民等の支援・協力によって伝統芸能行事が伝承されている。

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