市指定 蔵貫三島神社の秋祭り

更新日:2018年07月06日


よ み:くらぬきみしまじんじゃのあきまつり

所在地:三瓶町蔵貫

保持団体:三島神社

指定年月日:平成16年3月11日


 

三島神社の秋祭りは、貞享4年(1687)正殿と拝殿が造営されたときに始まったといわれるが、それより前、明暦3年(1657)蔵貫村が宇和島藩に、蔵貫浦が吉田藩に分封された時、それまで一緒に行っていた秋祭ができなくなり、「須賀の森いとど悲しき御神鏡山辺にかかる十五夜の月」「さざなみの絶えて久しき須賀の森二つになるといとど悲しき」(※須賀の森は三島神社の場所名)という和歌を藩に送って、浦、村同時開催を許されたといわれる。

天保8年(1837)の文書には、長柄(槍)・鉄砲・弓・鹿踊(五ッ鹿)等分担を取り決めている。

当日の朝、宮出しの神事のあと神輿は、猿田彦命の先導で、牛鬼、五ッ鹿、唐獅子、四ッ太鼓、稚児、浦安等の行列が蔵貫村の船田の行宮に行き、練りの芸能を次々奉納、夕方浜の行宮へ行き、同じような神事を行って宮入りとなる。

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