市指定 賀茂神社常夜燈

更新日:2018年07月06日


よ み:かもじんじゃじょうやとう

所在地:明浜町高山

所有者:賀茂神社

指定年月日:昭和62年10月1日


 

賀茂神社参道沿いの公園の一角に一対の大きな常夜燈が建っている。いずれも明治9年(1876)8月の奉納で、奥側の忠魂碑の裏の方は「惣右衛門内、若者中」とある。県道寄りの方は寄進者13名の氏名が刻まれ、その片方に浜田市三郎の名があるところから、若者宿の主人が市三郎であったと考えらる。材は共に地元産出の石灰石で、笠はイシマテガイの穴がいっぱいある海石(海から取り上げた石灰石のこと)である。狩浜の春日神社にも大きな常夜燈があるが、若者組が力を合わせて奉納した例は珍しいということで、先の石燈籠と共に、高く評価されるべきものと考えられる。

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