市指定 五つ鹿の古面
よ み:いつしかのこめん
所在地:明浜歴史民俗資料館
所有者:大狩浜地区
指定年月日:昭和57年5月1日
大狩浜地区所蔵の五つ鹿の古面は、安政初年(1854)よりも古い作と言われている。
宇和島の裡町、森田屋磯右門源吉晶の銘がある。磯右門の作品は、南予に4件現存しているようであるが、雨にあたったり塗り替えられたりして、この五つ鹿の古面のように製作当時と同じ状態に保管されている古面は他にはないということである。
面の大きさは57cmに30cm、角の先までの高さが62cmである。現在も狩浜の祭に「五つ鹿の踊り」がこの面を使用している。
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更新日:2018年07月06日