市指定 泉貨紙製造技術伝承者 菊地孝

更新日:2018年07月06日


よ み:せんかしせいぞうぎじゅつでんしょうしゃ・きくちたかし

所在地:野村町高瀬

保持者:個人

指定年月日:昭和47年10月2日


 

菊地家は、代々泉貨紙の手漉きを業とし、現在の孝氏で七代目になる。

泉貨紙は、今から約400年前の天正年間の戦国時代に、兵頭太郎左右衛門通正(「泉貨居士」と言われている)によって発明された強靱な紙で、現在、この紙を製造しているのは、全国で菊地家のみである。

洋紙の普及に伴い泉貨紙は衰退の途を辿り何かと苦難の道を経たが、菊地氏は泉貨紙に愛着をもち、それにもまして伝統のある泉貨紙の手漉き独特の技法を絶やしてはならないと責任を痛感し保存伝承につとめている。平成22年(2010)、孝氏は現代の名工に選出された。

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