市指定 木造阿弥陀如来立像(西林寺)

更新日:2018年07月06日

阿弥陀如来立像_西林寺

よ み:もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

所在地:西予市宇和町郷内

所有者:西林寺

指定年月日:昭和62年6月11日


 

像高90.8センチメートル、髪際高78.5センチメートルを測る阿弥陀堂の本尊。構造、表現ともにユニークな作品で、専門仏師の手になるものとは思いがたいが、総体的には平安時代後期の作風が看取できるように思われる。当該期における仏教受容の形態をうかがわせる資料としての意義を有する貴重な作品とみられる。

宇和島藩の記録『御歴代事記』には、天保12年(1840)8月7日、郷内村西林寺の阿弥陀如来が開帳されたことが記されている。

この記事に関するお問い合わせ先

まなび推進課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-6415
ファックス番号:0894-62-1115

メールフォームによるお問い合わせ