市指定 和鏡

更新日:2018年07月06日

和鏡

よ み:わきょう

所在地:西予市城川町下相

所有者:個人(城川歴史民俗資料館に展示)

指定年月日:昭和53年5月27日


 

この和鏡は、鳴滝神社の御神鏡である。大小2個あり、大は直径10センチメートル、小は7センチメートル、裏面に双鳥と菊の花が満遍に彫刻された13世紀ころのものと推定される菊花双鳥鏡である。

鳴滝は城川町岩本川の下流に位置し、断崖絶壁として知られる落差30メートルの滝で、その音が遠くまで響くので鳴滝と名付けられた。川辺の急傾斜地(かぶり)岩の元に鳴滝神社の本殿があり、地元の祭神として毎年3月と8月の各25日に祭典が行われていた。明治18年(1885)社殿を岩本イシオドリの地へ移転改築した。現在は小さな社殿が建っている。大正12年(1923)鳴滝旧社有地に植林の際、元親兵太郎が社殿跡からこの銅鏡を発掘したものである。

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