市指定 須恵器と凹石

更新日:2018年07月06日


よ み:すえきとくぼみいし

所在地:三瓶文化会館ふるさと資料展示室

所有者:個人

指定年月日:昭和51年2月25日


 

この須恵器は短頸(たんけい)()で、その形から古墳時代後期のものと思われる。器高7.6センチメートル、口径7.5センチメートル、胴部径13センチメートルをはかる。

凹石は、高さ9センチメートル、幅12センチメートルで、中央がくぼんでいる。このくぼみに木の実を入れて殻を割ったり磨りつぶすために用いたとする説や、あるいは石器製作時の台石とする説などがある。

これらは、昭和27年(1952)8月、朝立の台で県道沿いの防火用水池の施設工事中に、深さ約1.5mの地点から縄文土器の破片とともに出土したとされている。

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