市指定 開明学校扁額
よ み:かいめいがっこうへんがく
所在地:旧開明学校
所有者:西予市
指定年月日:平成6年5月13日
明治15年(1882)6月、時の文部大書記官西村茂樹が、開明学校を視察に訪れている。
その折、大書記官は、雄渾な筆を揮い「開明学校」と墨書した扁額を視察記念に残している。扁額は、縦68センチメートル、横205センチメートル、厚さ8センチメートル、大人3人でやっと持ち上げられる見事なケヤキ材で、唐破風の正面玄関に堂々と掲げられ、卯之町町民の教育に対する心意気が想像できる。平成5年(1993)にレプリカを作成した後は、資料として館内に保存されている。
西村茂樹(1828~1902)は哲学者・倫理学者。下総の佐倉藩士で武術にも長じ、通称平太郎、のちに茂樹と称した。
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更新日:2018年07月06日