天井絵のクリーニング
現在、保存修理中の春日神社拝殿向拝から取り外した天井絵(市指定・春日神社の絵馬の一部)について、簡易的なクリーニングを行いました。
春日神社拝殿は江戸期の建築と考えられていますが、向拝はのちに新たにつけ加えられた可能性が指摘されています。
天井絵が奉納された時期が明治前期であることから、この時期が向拝増築の時期と想定されます。
クリーニングしてみると、絵の上面になる天井板は絵1枚に対し板2枚を組み合わせていることや、板の接合の目印に墨書で線が引いてあることなどが確認できました。
今後は、ひきつづきクリーニングをしたうえで簡易燻蒸をして、明浜歴史民俗資料館に収納する予定です。
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更新日:2020年10月08日