【報告】大野ヶ原の草原が「未来に残したい草原の里100選」に選定されました

更新日:2022年06月16日

このたび、大野ヶ原の草原が「未来に残したい草原の里100選」に選定されました。

「未来に残したい草原の里100選」は、美しい草原の風景を残す地域を、100選として選ぶ国内初の取り組みです。

かつて日本の暮らしをさせてきた草原は、高度経済成長期以降、国土の1%にまで激減しています。こうしたなか、人と自然との長年にわたるやり取りによって地域に蓄積された知識・意識・技術といった草原の価値を「共創資産」と捉え、日本各地に残る共創資産を日本全体で共有し、活用していくことで、次世代に希望のある自然共生型社会をつくることを目的に、「未来に残したい草原の里100選」が実施されました(主催:全国草原の里市町村連絡協議会、後援:環境省、静岡県、(一社)全国草原再生ネットワーク、(公財)日本自然保護協会、(一社)日本茅葺き文化協会)。

今回、選考委員会(委員長:湯本貴和京都大学名誉教授)により、生物多様性の保全、草原を維持するしくみや、価値を享受するしくみなどの観点から、大野ヶ原の草原を含む全国34箇所が選定されました。

今後は、2022年秋ごろに表彰式やシンポジウム、全国草原名鑑(仮称)の作成・公表、2023年春ごろに第二次選定が予定されています。

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