愛媛大学社会共創学部地域資源マネジメント学科の皆さんが来市(岩木文化遺産)

更新日:2025年09月26日

令和7年9月25日(木曜日)、愛媛大学社会共創学部地域資源マネジメント学科文化資源マネジメントコースで「岩木文化遺産」の調査・発信に取り組む村上恭通先生と学生さん方が、宇和民具館と西予市宇和町岩木地区を訪れました。

宇和民具館では、岩木の安養寺裏山古墳から出土したと伝わる方格鳳文鏡を撮影。地域の文化遺産をどう扱い記録するかを学びました。これをどう評価し岩木文化遺産としてどう位置付けるか楽しみです。

また、岩木地区では笠薬師を訪問し地元の皆さんからお話を伺いました。笠置峠の麓にある小さなお堂には、病気などの平癒を祈願し治ったお礼にたくさんの笠が奉納されています。笠だけでなく傘もたくさん奉納されています。

かつて山田薬師には花祭りの日に近郷近在の多くの人々が訪れたそうですが、その日にはこの笠薬師にも多くの人が訪れお参りをされたそうです。

地域の歴史文化を地域に残された文化遺産から掘り起こして発信することで後世につなげていく活動で、当市が文化財保存活用地域計画を作成した目的にも沿うものですから、これからも微力ながらお手伝いしていきたいと思います。

岩木出土の考古資料を撮影

笠薬師で地元の皆さんからお話しをうかがいました。

たくさんの笠・傘が奉納されています。

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