保存活用計画・整備計画

狩浜は、江戸時代から戦前にかけて形づくられた宇和海沿岸の半農半漁の集落の姿を今に伝えており、山々から宇和海までが一体となった文化的景観です。

一方、全国的な事象となっている人口減少、少子化の波は狩浜にも押し寄せており、農業後継者や地域の伝統文化の担い手不足が深刻化しています。

このような状況から、西予市では、狩浜における文化的景観の本質的価値を将来にわたり継承するため、その保護に関する基本方針を定め、土地利用や整備、体制等に係る事項を記載した「西予市明浜町狩浜の文化的景観 宇和海狩浜の段畑と農漁村景観保存計画」を平成30年3月に策定しました（同年10月に軽微な修正）。

その後、平成31年3月の「重要文化的景観に係る選定及び届出等に関する規則」（平成17年文部科学省令第10号）の改正に合わせ、令和2年10月に「西予市明浜町狩浜の文化的景観 宇和海狩浜の段畑と農漁村景観保存活用計画」に改正しました。

「宇和海狩浜の段畑と農漁村景観」保存活用計画(PDFファイル:11MB)

平成30年3月に策定した「西予市明浜町狩浜の文化的景観 宇和海狩浜の段畑と農漁村景観保存計画」（平成31年3月「西予市明浜町狩浜の文化的景観 宇和海狩浜の段畑と農漁村景観保存活用計画」に改正）の「第5章 文化的景観の整備活用」の実施に向け、重要文化的景観全域を対象とし、概ね5年を目処に優先的に取り組む事項をスケジュールとともに整備事業として「重要文化的景観 宇和海狩浜の段畑と農魚村景観 整備計画」を定めました。

また、事業の推進にあたり、地域住民と行政の連携体制をより良い形で構築し、事業を通して文化的景観に関する理解をより深めていくため、地域住民等と共有できる整備目標と推進体制も示した。

「宇和海狩浜の段畑と農漁村景観」整備計画(PDFファイル:16MB)

「正誤表」(PDFファイル:148.3KB)