【集落】みかん倉庫
昭和期の農家の生業を伝える観点で重要な建物です。
狩浜で本格的に柑橘が栽培されるようになったのは昭和30年代以降で、当初は主屋の座敷や使わなくなった養蚕小屋にムシロを敷いて貯蔵していました。次第に生産量が増加するにつれ、柑橘貯蔵専用の倉庫が建てられるようになります。
はじめはプレハブの棚付きの倉庫が建てられましたが、耐久性に劣るため、昭和40~50年代には平屋建コンクリートブロック造の倉庫が建てられるようになります。しかし、コンクリート造の倉庫はヘタの蒸れや乾燥過多につながるため、昭和46(1971)年から50年代にかけ、調湿性のある木造平屋建、土壁の倉庫も建てられるようになりました。
参考 『西予市文化的景観調査成果報告書』(西予市教育委員会,2018)p.72
T家のみかん倉庫(枝浦)
木造平屋建、切妻造、波板スレート葺。コンクリートブロック造の柑橘貯蔵倉庫に代わり、昭和40~50年代にかけて試作された木造タイプの倉庫。

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更新日:2026年01月14日