廣福寺

更新日:2026年01月23日

徳壽山廣福寺は、臨済宗妙心寺派に属し、応永12(1405)年に浄翁和尚が開山したと伝わります。境内にはこの浄翁和尚を祀った五輪塔をはじめ、鎌倉から室町期の石造物が複数残っています。

文化5(1808)年、伊能忠敬による第6次測量の際には、当寺に一行が宿泊したとの記録(注)があります。

明治になり学制が敷かれた際は、当時の住職であった雪庵がいち早く寺の一角を校舎として提供するなど、教育に対する造詣が深かったことがうかがえます。

現在も初詣、春祭り、盆の精霊流しなど、狩浜の暮らしと季節の行事を支える大切な場所です。

 

(注)…伊能忠敬測量日記第12巻 文化5年閏6月30日(1808年8月21日)

参考 『西予市文化的景観調査成果報告書』(西予市教育委員会,2018)p.144、p.158

廣福寺石造物

左は宝篋印塔、右は浄翁和尚を祀った開山塔。ともに西予市指定有形文化財。

一石五輪塔

一石五輪塔。鎌倉中期のもの。市指定有形文化財。

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