酒井家の主屋

更新日:2026年01月13日

明治期の農家の屋敷構えを伝える重要な建物の一つです。

木造平屋建切妻造桟瓦葺の主屋で、市道井戸道線沿いの敷地に南面して建ちます。

平成27年から平成29年にかけて実施した保存調査によると、狩浜に現存する明治期以前の築とみられる主屋はほぼ木造平屋建で、中二階建てはほとんど見られませんでした。瓦葺きの平屋建ての主屋は切妻造が最も古く、明治中期頃から寄棟造や入母屋造が見られるようになります。この調査結果に当てはめると、狩浜地区内でも最も古いタイプの主屋の特徴を備えていることになります。

養蚕最盛期には、邸内で養蚕を行っており、西側には別棟のウチグラを配します。

狩浜の収納の機能をもつ付属小屋には蔵とウチグラがあり、「ウチグラ」は建物だけを指すのではなく、建物の一角で味噌、醤油、漬物などを貯蔵する場合も、その場所を「ウチグラ」と呼びます。

西予市野村町の茅葺主屋の土間にもウチグラがあったことから、古い貯蔵形態の名残とみられます。

酒井家
酒井家主屋外観

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