石城小学校で出前授業を行いました。

更新日:2023年07月21日

令和5年7月13日に、西予市立石城小学校へ、宇和の古墳の話を中心とした出前授業にうかがいました。

子どもたちに、古墳に関するクイズに答えてもらいながら古墳について学び、宇和にたくさんの古墳が造られた背景についても考えてもらいました。また、石城地区の遺跡から出土した弥生土器を手に取って観察してもらいました。

石城地区は、弥生時代・古墳時代・古代の遺跡が営まれた地区で、古墳時代では前期の笠置峠古墳や小森古墳といった前方後円墳、中期は岩木赤坂古墳、後期はナルタキ古墳群や粟尻古墳群などが多くの古墳が築造された地域です。また、河内谷遺跡の陶質土器、伝長尾古墳出土の袋状鉄斧、伊勢山大塚古墳出土の方格八鳳鏡など、朝鮮半島や中国といった東アジアとのつながりをうかがわせる資料も存在します。

自分たちの先祖が、米作りだけでなく、海を越えて各地と交流しながら様々な文化を取り入れて生きてきた歴史を知るきっかけになれば嬉しいです。

この記事に関するお問い合わせ先

まなび推進課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目434番地1
電話:0894-62-6415
ファックス番号:0894-62-1115

メールフォームによるお問い合わせ