笠置峠古墳と周辺のすすはらいを行いました(2019年12月21日)

更新日:2019年12月23日

12月21日(土曜日)に当課職員と笠置文化保存会の男性陣とで、笠置峠古墳とその周辺のすすはらいを行いました。

古墳では覆屋の清掃、園路の掃き掃除を行ったほか、トイレや峠の茶屋の清掃を行い、しめ飾りをとり付けました。

八幡浜街道笠置峠(国史跡)沿いでは、道の一部で掃き掃除を行ったほか、遍路墓へ松を供えるなど、正月を迎える準備も行いました。

作業後、集会所では保存会女性陣が、もちを焼いて待っていて、きなこや砂糖醤油、ぜんざいなどで美味しくいただきながら、一年の労をねぎらいました。

会の皆さん、笠置峠古墳を訪れて頂いた皆さん、一年間ありがとうございました。どうぞ、良いお年をお迎えください。

 

古墳周辺では里山が成長しています

笠置峠古墳が整備されたのが平成20年。

それから10年以上が経ちました。

当初から古墳を里山的環境に置こうと、周辺の人工林を伐採し雑木を残したり、ドングリを植えてそこから雑木を育てたり、こまめに下草刈りを笠置文化保存会の皆さんの協力を得ながら行ってきました。

ここ数年は、雑木の成長が目に見えて感じられ、落ち葉の量もずいぶんと増えてきました。

里山ゾーンと呼んでいる古墳北東側では、ほとんど下草刈りが必要ないほどに雑木が育ってきており、そろそろ雑木の間伐が必要になってきました。

笠置峠古墳は標高400mほどの高所にありますから、冬場は長居出来ないかもしれませんが、少しでも楽しんでいただけるよう、引き続き、古墳周辺の里山空間を心地よい空間に育てていきたいと思っています。

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