市民の声 体育館の利用制限

更新日:2020年04月10日

意見の内容

現在、新型コロナの感染拡大が心配されているところであり、西予市においても様々な対策を検討されていると思います。そして、近隣市町村でも発症が確認され何時市内で感染者が出てもおかしくない状況に不安を感じています。今、都市部で流行っているのでこれからどんどん田舎でも増えていくのではないかと思います。
そこで、3月中旬までは利用中止されていた体育館の利用制限が解かれたのは何故でしょうか?体育館では色々な団体の方がスポーツをしていますが、ほとんどの団体でマスクはしていないでしょうし、いつもの距離で会話もしているでしょう。注意喚起では何も変わっていません。
参加されている方は様々な職業の方がおり、もしかしたら出張や旅客などで感染者となっているかもしれません。クラスターの発生源となりうると思いますが、何故利用制限がかからないのでしょうか。発生してからでは遅いですよね。
中高生の部活も止めている中、社会人は活動していい?違和感しかないです。
言い回しに失礼があったら、すみません。
ご対応のご検討をお願いします。

性別:男性
年代:30代
公開日:令和2年4月10日

意見に対する答え

ご質問にある3月26日からの利用再開につきましては、3月24日の時点で、県内に3例の感染者の発生がありましたが、県内で感染が拡大している状況ではないとみられることから、春季休業後、県立学校が再開されたところです。当市の小中学校においても3月26日から同様の対応とし、中学校の部活動については、感染予防に十分留意し、各校長が内容を確認したうえで実施可能としました。あわせて、社会体育施設についても感染予防に十分留意していただいたうえでの利用を呼びかけ、施設の利用を再開したところです。

日々、状況は変化し、現在、県下においては、4月10日現時点で28名の感染者が確認されております。いずれも首都圏等や海外からの感染が強く疑われるものであり、感染源の特定ができない発症者が多発している状況ではありません。愛媛県では、感染源の特定と濃厚接触者を把握し、全ての濃厚接触者に2週間の自宅待機及び健康観察等に協力いただき事例ごとに感染の封じ込めを行うとともに、帰県後2週間は不特定多数との接触を避ける等の徹底、また、空港・駅・港等での水際対策にも取り組まれております。

このような県下の状況と、西予市において感染者が確認されていない状況、心身の健康維持のために社会体育施設利用の要望を踏まえ、総合的に判断して、現時点では下記の6点に留意いただいたうえで利用許可としているところです。

<現時点での利用にあたっての留意点>

  1. 石鹸や消毒液を使った入退時の手洗い等の徹底
  2. 水分補給は各自で行う(共用容器等の使用禁止)
  3. こまめに窓を開けて換気の徹底
  4. 体調不良の方が、参加していないこと。
  5. 3月以降の海外渡航歴を有し、帰国後2週間を経過していない方が参加していないこと。
  6. 3月以降、首都圏や関西圏など、感染拡大地域から来県・帰県し、2週間経過していない方が参加していないこと。

しかし、ご指摘のとおり、刻々と状況が変化する中、感染症対策には国、県、近隣市町の感染状況に応じた迅速な判断と対応が重要であります。

4月は、首都圏・関西圏だけでなく、様々な地域と人の行き来が盛んになる時期であり、児童生徒や保護者、地域の皆様には、学校の再開方法や施設利用等について、期待や不安など様々なご意見があると認識しておりますが、西予市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で慎重な検討を行った結果としての対応であります。感染状況を注視し、変化が認められれば、速やかに対応を見直す準備を行っておりますので、ご理解いただきますよう、お願いいたします。

なお、利用団体へは、上記6点の留意事項を守っていただくように、再度周知徹底を行うようにいたします。

担当課:教育部教育総務課

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目439番地1
電話:0894-62-6430
ファックス番号: 0894-62-1115

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