【防災】住警器の点検をしよう!
住警器とは?
(出典:総務省消防庁)
住警器の正式名称は「住宅用火災警報器」といいます。住警器は火災により発生する熱や煙を感知し、音やアナウンスによって警報を発して火災を知らせてくれる機器です。これらは各家庭にも設置義務があるので、日頃から目にする機会が多いと思います。今回は住警器が作動しないことや誤作動を防ぐため、点検のポイントを確認していきましょう。
点検時のポイント
きちんと作動するか確認しよう!
(出典:総務省消防庁)
住警器がきちんと鳴るかどうか、点検ボタンを押すまたはひもを引っ張る等して動作確認をしてみましょう。ここで音、アナウンスが鳴らない場合には、電池が切れているもしくは機器本体の故障の可能性があります。
周囲を掃除しよう!
住警器の周囲にホコリなどが付かないように定期的に掃除をしましょう。掃除をする際、布を水または中性洗剤を溶いた水に浸し、十分に絞り拭き取るようにしてください。その際、煙流入口に触れないように注意してください。
※アルカリ洗剤、アルコール等を使用すると故障の原因となる場合があります。
住警器の交換をしよう!
住警器は電子部の寿命が原因で火災を感知できなくなる場合があります。そのため、10年を目安に交換することを推奨しています。住警器はホームセンター、電器店、ガス業者、インターネット等で購入することができます。感知方法、取付位置、機能等は種類によって異なる場合がありますので、購入の際には十分ご注意ください。
訪問販売について
消防署から住警器を訪問販売することはありません。もしそのような訪問があった際には、悪質な業者である可能性がありますので十分ご注意ください。
最後に
設置しないと罰則が科せられることはありませんが、火災で命を落とした方の約半数が「逃げ遅れ」によるものです。火災の早期発見、自身・家族の命を守るためにも住警器の設置をしましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
消防署(消防本部)
愛媛県西予市宇和町卯之町二丁目377番地
電話:0894-62-0119
ファクス番号:0894-62-3780
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更新日:2023年11月09日