【防災】地震発生時の対応

更新日:2024年03月11日

地震が発生した際、被害を最小限にとどめるには地域住民一人ひとりが冷静に適切な行動をとることが非常に重要です。いざという時のために日頃から地震について関心を持ち、正しい避難行動・心構えを身に着けておきましょう。

今回は地震発生時の対応を場所別に紹介していきます。

家の中にいる時

・机などの丈夫な物の下に身を隠し、頭部を守る

・食器棚、本棚、たんすなどからなるべく離れる

・火を使用していた場合、揺れが収まってから始末する

・扉や窓を開け避難口を確保する

・慌てて外に飛び出さない

・ガラスなどから足を保護する(履物を準備しておく)

店舗や公共施設にいる時

・天井や商品棚からの落下物に注意し、安全な場所に避難する

・自分の持ち物や鞄を使用して頭部を守る

・館内放送や係員の指示、避難誘導がある場合には従う

・混乱を防ぐため、出口や階段に殺到しない

・避難の際、エレベーターは使用しない

車を運転している時

・前後の車に注意しながら徐々に速度を落とし、道路左側に停車する

・エンジンを止め、揺れが収まるまで車外には出ない

・可能であればカーラジオなどで情報を得る

・避難の必要がある場合、車のキーは抜かずロックもかけない状態でドアを閉める

屋外で歩いている時

・倒壊危険のある建物から離れる

・建物のガラスや破片、看板などの落下物に注意して頭部を守る

・狭い路地やブロック塀から離れる

・電柱や自動販売機も倒れてくる場合があるため注意する

・付近の広場や丈夫な建物に一時的に避難する

 

エレベーター内にいる時

・揺れを感じたらすべての階のボタンを押して最寄の階で降りる

・ドアが開かない場合、非常用ボタンを押して通報する

・非常用ボタンが機能していない場合、管理センターまたは警察・消防へ連絡する

・ドアの外に人がいる場合は、音を立てて存在を知らせる

※エレベーターが停止してもドアをこじ開けたり、天井から脱出を試みたりせず、落ち着いて救助を待つようにしてください。

浜辺にいる時

・揺れが収まったらすぐに近くの高台や三階以上の建物を目指して避難する

・津波は繰り返し襲ってくるため、一度波が引いても絶対に戻らない

・近くに高台がなければ、海から離れた場所に向けて避難する

 

最後に

地震はいつどこで発生するかわからない非常に恐ろしい災害です。そのことを常に意識し、状況に合わせた対応方法を事前に知っておくことで、いざという時の行動や、心の安定につながります。

事前に災害対応方法を家族や周りの人と一緒に話し合い、自分の命や大切な人の命を守る行動につなげてください。

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愛媛県西予市宇和町卯之町二丁目377番地
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