【防災】住宅火災の予防
住宅火災の現状
財産だけではなく、大切な命までをも奪う恐ろしい火災。令和4年中に住宅火災によって922名の方が亡くなっています(放火自殺者等を除く)。その多くの割合を占めるのが「逃げ遅れ」によるものです。また、922名のうち約7割が65歳以上の高齢者です。住宅火災の発生・逃げ遅れを防ぎ、生命・財産を守るために今回紹介する10のポイントをご家族の皆様でご確認ください。
命を守る10のポイント
4つの習慣
住宅火災の発生を防ぐために、次に紹介する4つの習慣を守りましょう。

1.寝たばこをしない・させない

2.ストーブの周りに燃えやすいものを置かない

3.コンロを使うときは火から離れない

4.コンセント周りの埃を清掃し、不要なプラグは抜いておく
6つの対策
万が一火災が発生際に被害を最小限に抑え、人命を守るために日頃から次の6つの対策を行いましょう。

1.火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロ等は安全装置の付いた機器を使用する。
2.火災の早期発見のため、住宅用火災警報器を定期に点検し、10年を目安に交換する。
3.火災の拡大を防ぐため、部屋を整理整頓し、寝具・衣類及びカーテンは防炎品を使用する。

4.火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
5.お年寄りや身体の不自由な方は、避難通路と避難方法を常に確保し、備えておく。
6.防火防災訓練への参加などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
最後に
様々な火災の中でも、特に住宅で発生する火災で多数の死者が出ており、その出火原因はタバコ、ストーブ、コンロ、電気機器など生活する上で身近にある物が多くを占めます。
大切な家族の命を守るためにも、日頃からそれぞれのご家庭で効果的な防火対策を行っていくことが重要です。
この記事に関するお問い合わせ先
消防署(消防本部)
愛媛県西予市宇和町卯之町二丁目377番地
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更新日:2024年05月08日