【報告】ゲルカフェコラム vol.1
国際交流員ドラムスレンによるモンゴルコラム。モンゴルの文化や習慣を「ゲルカフェコラム」と題して紹介していきます!
ゲルカフェコラム vol.1 ~馬頭琴とモンゴル人~
馬頭琴はモンゴルを代表する伝統楽器であり、モンゴル語で「モリンホール」といい、馬の楽器という意味をします。棹の先端部が馬の形をしていて、馬の毛で作った二本の弦があり、弓を使って音を出します。モンゴル人は昔から馬と身近に生活してきたので、馬のことはとても大事にしています。それと同じく馬頭琴もとても大事にしていて、家や仕事場で馬頭琴を飾る人が少なくありません。モンゴルで行われる大きいイベントなどは馬頭琴演奏で始まることが多いです。新しい家に引っ越すときは馬頭琴を引いて家の寒さを消す習慣もあります。
音楽は世界中の人々が、言語を使わなくてもお互いに気持ちを表す重要な道具だと思っています。馬頭琴は、世界中の人々にモンゴルの自然、遊牧生活様式、モンゴル人の心など言葉に説明できない多くのことを伝えてくれた楽器です。モンゴル国立馬頭琴交響楽団が設立されて以来の30年間、世界の5大陸の国々を訪問し、公演した中で日本訪問が一番多く、日本の数多くの街で公演をし、数千人のファンや支持者をもつようになりました。
ドンドゴビ県から西予市に贈られた馬頭琴
馬頭琴の先端
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更新日:2024年09月12日